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40代、パールネックレスの「カジュアル&普段使い」のススメと選び方

2024年7月1日

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40代のわたしが子どもの頃、パールのネックレスと言えば、母のいざという時の装いでした。
それを普段使いするなんて、とってもお金持ちの奥さんがすること、というイメージ。

でも今は、カジュアルファッションにパールネックレスを合わせるコーデが、もうすっかり市民権を得ています。

このコーデ、40代以上のわたしたちには、おすすめする理由しかないのです。

この記事では、40代からのパールネックレスの日常使いをおすすめする理由と、パールネックレスを選ぶ際のポイントをご紹介します。

デイリーパールネックレスを探している方、パールネックレスをカジュアルコーデに取り入れたいと思っている方のお役に立てればうれしいです。



40代にパールネックレスがおすすめな理由

20代の前半頃をピークに、肌はゆっくりと下り坂になります。
とはいえ、30代はまだまだ綺麗。

ところが実体験として、40代は体も肌も全然違うのです。

夏にできた小さなかすり傷が翌年の春までうっすらと残っていたり💦、ちっとも新陳代謝されず、肌はくすむ一方。
追い討ちをかけるように肌のたるみや皺、ほうれい線など年齢サインが次々と・・・。

さらに後半には更年期もやってくるなど、ホルモンバランスも大きく変わり、肌だけではなく体型もグッと年齢を感じるものに・・・

そんな40代からは、アクセサリーが欠かせない、というのはこちらの記事でもご紹介した通り。

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中でもパールをおすすめしたい理由は3つ。

  • パールの持つ上品さが、大人の女性にピッタリ
    20代・30代の頃は、「パールといえば冠婚葬祭」のイメージが強く、また似合うともいえませんでした。
    ところが40代になると、自然についた貫禄に不思議なほどしっくりとパールが似合うようになります。
    これはもう「大人の女性の特権」と言ってもいいほどです! 
  • パールの照りが年齢肌を照らし、肌を明るく白く見せてくれる
    年齢を重ねて大きな悩みは、肌のくすみ。
    肌の色が暗く見えるとそれだけで年齢以上に見えてしまいます。
    パールの力を借りて肌を明るく白く見せることができたら、気持ちも明るくなりそうです。
    下の記事では、そんなパールの嬉しい効果について、ジュエリーとパーソナルカラーのプロが説明してくれているのでぜひご覧ください。

    肌を白く見せたい人はパールジュエリーの効果を使う「パーソナルカラー」

  • 大人+カジュアルを完成してくれる
    年齢と共に輪郭がぼやける大人のカラダ・・。
    カラダそのものにメリハリが欠けているので、「カジュアル」が、一歩間違うと「だらしない」になりかねません。
    でもそこにパールネックレスを足すことで、パールが持つ「上品」エッセンスが、コーデ全体を「カジュアル」から「大人のカジュアル」へと格上げしてくれます。

あなたが魅せたいじぶんの姿のキーワードに「大人の女性」「品格」「美しく歳を重ねる」「明るい肌色」などが含まれているなら、パールネックレスを選ばない手はないのです!



普段使いパールネックレスを選ぶポイント

不揃いなバロックパールがパールネックレスを身近に

「本真珠」と聞いて、多くの人が想像するのは「あこや真珠」の白く丸い姿ではないでしょうか?

あこや真珠の連ネックレスは、冠婚葬祭をメインに大人の女性の品格あるマナーの代表格という感じですよね!

その印象が強いせいか、丸型パールの連ネックレスを40代が身につけると、その貫禄と合わさって冠婚葬祭感が強く出てしまいます。
そんな時はぜひ、バロックパールネックレスを使ってみてください。



バロックは「歪(いびつ)」という意味。
バロックパールはその名の通り、丸型ではなくいびつな形のパールです。

真珠は、生き物(貝)が自然の中で作り出すものなので、綺麗な丸型ではなく独特な形の真珠が出来上がることがあり、これがバロックパールと呼ばれます。

丸型パールに比べると不揃いなバロックパールを使った連ネックレスは、動きや表情が豊か

かしこまりすぎない軽やかさがあり、カジュアルコーデによく馴染むのでおすすめです。


バロックパールネックレス/出典:レスブリス公式サイト


スクラプ(留め具)はマグネットが便利!

年齢を重ねると、首の後ろで小さな留め具をとめるのがなんとも大変になってきます。
(いったいなぜなんだ・・・と思っていたら、体を思うように動かす巧緻性というものが年齢と共に衰えるのだそうです。運動で改善できるようですが、とはいえネックレスの留め具は今すぐ留めたい!笑)

その点、マグネット式の留め具は近づけさえすればスッとくっつき、外すのも軽く引っ張るだけなので大助かりです。

正直、一度マグネット式留め具に慣れると、もう抜けられません



マグネット式のパールネックレスももちろんありますが、手持ちのネックレスをマグネット式留め具に変換するグッズも活用できます。
楽天市場で取り扱っている以下のアイテムはサージカルステンレス製なのでアレルギーの心配もなし。
価格も1,000円代と手頃です。


出典:楽天市場


コーデや流行に合わせて複数持ちたいから、プチプラパールネックレスがいい

ひとくちにパールネックレスといっても、長さ、珠の大きさ、カラーなどバリエーションはさまざま。

冠婚葬祭で使うパールネックレスは、時代や年齢によって大きく変わりません。

でも、日常使いするパールネックレスは、そうはいきません。
次のような理由で、多くのバリエーションを持ちたいものです。

  • 多様なファッションに合わせる
  • 年齢とともに変わる体型、好み、服装に合わせる
  • 移り変わるトレンドに合わせる


複数持ちするなら、価格は重要なポイントです。

高見えする(←重要ポイント!)プチプラパールネックレスや、手頃なイミテーションパール(フェイクパール)も活用してファッションを楽しみましょう。


ビスコーニュバロックパールネックレス/出典:レスブリス公式サイト


「イミテーションって、つまり偽物でしょ・・・?」と思われた方はぜひ、下の記事を読んでみてください。
実はハイブランドでも使っているイミテーションパールの良さをお伝えしています。





連パールネックレス ≧ 一粒パールネックレス

チェーンに一粒のパールがあしらわれた一粒パールネックレスと、パールがぐるっと連なる連ネックレス。

どちらも素敵ですが、まずは連ネックレスがおすすめです。

理由はふたつです。

  • 一粒パールネックレスはパールが隠れるとただのチェーンネックレス
    (カジュアルコーデでTシャツに合わせても肝心のパールが見えなかったり・・・💦)
  • 連パールネックレスの華やかさの方がカジュアルコーデに合わせやすい
    (一粒パールの慎ましさでは、華やかさやカジュアルコーデの格上げパワーが足りない時がある)

連パールネックレスは華やかすぎるかな・・・と心配になるかもしれませんが、実際には連パールネックレスの方が使いやすいと感じています。

カジュアルコーデ用にまず1本、ならば連パールネックレスがおすすめです。



毎日使いたいから、本真珠なら淡水パールがおすすめ

日常使いのパールネックレスに、淡水パールやイミテーションパールがおすすめな理由は、3つ。

理由をお伝えする前に、海水パールと淡水パールでは、真珠の作り方の違いをご説明します。
この違いも3つあります。

1.母貝が違うから、数が違う

海水パールの母貝は、あこや貝、白蝶貝、黒蝶貝など。
小さめの貝なので、作られる真珠の数も基本は1個です。

淡水パールの母貝は、イケチョウ貝やヒレイケチョウ貝。
大きな貝なので、ヒレイケチョウ貝であれば数十個程度の真珠を作ることができます。


2.作り方が違うから出来上がりが違う

海水パールは、母貝の中に、養殖のベースとなる貝殻で作った球体(「核」と呼びます)と、母貝の細胞「外套膜」の一部(「ピース」と呼びます)を入れます。

淡水パールは、「核」は入れず、「ピース」のみを入れます。

やがて出来上がるそれぞれの真珠は、有核の海水パールと、無核の淡水パールです。
淡水パールは、核がないぶん真珠層が厚くなります。



3.育つ環境が違うから手間が違う

海水パールは、海で作られるため、季節や海の状況に合わせて貝を移動するなど、手間がかかります。

淡水パールは、波のない湖で作られるため、海に比べると手間がかかりません。



以上の3つの違いが、次にご説明するおすすめ理由3つを、生み出しています。



おすすめの理由、ひとつめは「価格」

海水パールと淡水パールの価格の違いには、先ほどご紹介したふたつの違い1つ目と2つ目が関係しています。

1つ目の違いは養殖できる数、2つ目の違いは養殖にかかる手間でした。
海水パールに比べて手間がかからず、また1つの貝から多くの真珠を作ることができる淡水パールは、当然ながら海水パールよりも安価になります。

ファッションや流行、体型の変化に合わせて複数持ちしたいデイリーパールネックレス。
それなら、価格は外せないポイントですよね。



おすすめの理由、ふたつめは「お手入れ」

パールネックレスと聞いて、まず気になるのはお手入れではないでしょうか?
でも実は、真珠のお手入れは基本「拭くだけ」なのです。

それは、高価な本真珠でも貝パールなどのフェイクパールでも同じ。

なぜ拭くことが大事なのでしょうか?
それは、使用後に汗やほこりを真珠表面につけたままにしておくと、パール表面の真珠層が劣化し照りが失われてしまうから。

だから使用後には、汗をしっかり拭き取ることが大事なのです。



ここで、海水パールと淡水パールの違い2つめを思い出してください。

真珠の素となるものが違うため、淡水パールの方が真珠層が厚くなるのです。

結果として、淡水パールの方が、汗や酸に強いという特性を持つことになります。

もちろん、無敵というわけにはいきませんし、「拭く」というお手入れを省略できるわけでもありませんが、比較的汗に強いというのはパールを日常使いする上では心強いですよね。

日常使いしても、お手入れが少し気楽。
それが、淡水パールをおすすめする理由のふたつめです。



おすすめの理由、みっつめは「色と形のバリエーション」

先ほどご説明したように、淡水パールは、「核」を入れません。

球体の中心となる核がないため、真円のものは稀にしか取ることができず、じゃがいものような形状の「ポテト」、お米のような形状の「ライス」などさまざまな形の真珠が作られます。

さらに、養殖された環境の水質によって、さまざまな色の真珠が作られるのも淡水パールの特徴です。
(天然の色以外に、染色によって作られるカラーパールもあります。)

同じパールでも、色や大きさ、さらには形によって雰囲気はがらりと変わります。
毎日のファッションテーマに合わせて色や形を選べるのは、日常使いのパールネックレスには嬉しいポイントです。

たとえばこんな感じ・・・




着用しているのは全てバロックパールのネックレス。
多様な形、色、長さがあるから、コーデも無限大です!



ここから始めるデイリーパールネックレス

以上、40代からのパールネックレスの普段使いをおすすめする理由と、パールネックレスを選ぶ際のポイントについてご説明しました。

その上で、おすすめしたいパールネックレスは次の3つです。

どれかひとつを最初の一本として、いつかは3本をマストの3本として、ぜひ手元に置いてみてください。

【40cm】バロックパールネックレス

オケージョンから普段使いまで。
これ1本あれば幅広くパールを楽しめます。
1本だけを選ぶなら、40cmバロックパールネックレスがとにかく便利です。



【40〜45cm】細めのライスパールネックレス

リラックスコーデを楽しみたい方におすすめしたい細めのライスパールネックレス。
パールを主張しすぎないので、気負うことなく楽しめます。



【120cm】バロックパールロングネックレス

長すぎない?!という心配は無用です!
一連・二連・三連・たすき掛け・結んで・ブレスレットに・・・と幅広いアレンジが楽しめるのはロングパールネックレスだからこそです。





少しでもあなたのお役に立てればうれしいです。




以下の記事でも、パールネックレスのカジュアルコーデをご紹介しています。
よろしければお読みください。

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